2016.08.27 Saturday
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☆彡 マッサージロボット 続編
今回も家庭用マッサージチェアの揉み機構に付いて考察してみたい。
前回で説明した通り、最近のマッサージチェアに搭載のメカニズムの内、揉み機構は左図の如く、シーソーアームタイプの揉み玉が4つ組み立てられている機種が主流になっている。
4つ玉揉み方式では、左図に示す様にバネ鋼(ブーメラン形状)の両端にゴム製の揉み玉が備えられている。
そして施術に必要な力は、一箇所当たり20N〜50Nくらいである。
揉み玉形状は、工夫されていて被施術者の肩部、肩甲骨部、腰部に最適な形状になっている。
本構造では、ブーメラン形状のバネ鋼を介してゴム製の揉み玉が組付の関係からどの様な計算式になるのだろう。
少し考えてみたい。
左図は、その計算モデルを示したものである。
この場合の力の関係式は、以下の様である。
全体のバネ定数=k と置くと
1/k=1/k1+1/k2
すなわち k=(k1×k2)/(k1+k2)
で求められる。
揉み機構部は安全性を担保するためにハード側で上述の如くバネ機構を多用している。
特に被施術者の首部を挟んで窒息させる事がないように考えられている。
>>次回に続く