☆☆ 分解するシリーズの本が有りました 今回はそんな企画です ☆☆
先ずは、ステッピングモーターを分解してみましょう
医療機器で画像診断装置の様な回転、往復、上下、揺動など動きが必要なアクチェータとしては「ステッピングモーター」が欠かせません。
低コストでドライバもシンプルなのです。
ただステッピングモーターは、選定に注意しないと過大なトルクが作用すると「脱調」現象に見舞われます。
更に単純なドライバ回路では、ホールド制御だけで温度上昇で焦げ臭いなどもあり得ます。
構造がシンプルで故障の心配が少ないので医療機器にはもってこいです。
ステッピングモーターは、一般的な出力「W]の概念が有りません。
特性曲線で横軸に「パルスレート」縦軸に「トルク」が有るとしましょう。
特性はメーカー、型番、種類によってまちまちです。
あるメーカー品では、パルスが少ない時には、大きなトルクが出るのですが高周波パルス時には、小さなトルクになります。
一般的な使用条件では良いのですが、場合によって低速でも高トルクが欲しい時があります。
その様な場合には、「マイクロステップ」式のドライバが最適です。
動作音が小さく、高トルクです。
医療機器開発でこの様な事例で困った時には、ロボメカニクス研究所までご依頼下さい。
次は、DCモーターを見てみましょう。
ロボット屋は、教育用などで良く使用します。
こんな感じです。
シンプルです。
回転数も高回転になります。低コストで使い安い製品です。
更に高性能にしたければ「フェライト磁石」を「ネオジウム磁石」にすればかなり高性能になるのです。
最近では、「ブラシレスモーター」も高性能です。
段々調子が出てきました。
こんな「電気モーター」みたいな「ロータリーエンジン」も序でに分解してみました。
昭和時代は、マツダロータリーエンジン搭載の車を愛用していた時期がありました。
高性能で正に電気モーター式の「EV]並です。
走行中は、風切り音の方がエンジン音より大きいのです。
ただ燃費が4~5Km/Lでした。
少しアクセルを踏むとキャブから滝の様なガソリンが流れるのでした。くわばら、くわばら
そんなこんなで構造はシンプルです。驚きです
でも、何時か水素エンジンで蘇ると言う噂です。
信じるか信じないかは、貴方次第です。
来週、2015年10月7日(水曜日)~9日(金曜日) インテックス大阪で
第18回関西 設計・製造ソリューション展です。
同様に第18回関西 機械要素技術展も開催です。
長谷川技術開発の長谷川さん、一緒に行きませんか?
では、ごきげんよう